声・まっくら森

天寧煌子の詩置き場

火焔の怪(禍々しい感情)

悪の糸

アンタが悪い んじゃない こんがらがった糸が 悪いんだ (2017.6.29)

うめき

へたでも しろうとでも これをかかないでは いきていられなかった すごみのあるほんが みたいのです そういうほんは おくにおいやられて うまい りっぱなほんが おもてにのこっているのでは ないのですか せんそうをかたりつぐのは もちろんとてもだいじです…

十方塞がりを描いた結末

四方八方ならぬ十方塞がりの ドウにもコウにも方途がつかぬ 行き詰まりのこの現状を 忠実に描き出したいと願ったが 掘りあてる言葉は当然ながら 希望のきらめく余地のない 圧迫した様相であったとさ みんなみんな望みがほしい その歌は市井に顧みられず ここ…

まったくえらい目に遭った 規則正しく折り目正しく 生活していたはずなのに こんな罠があったとは まったくえらい目に遭った 体調リズム気遣い万全 抜かりなかったはずなのに 藪から棒につかまった まったくえらい目に遭った しばし休憩してからさてと 波に…

ほんとは君を恨んでいるんだ

怒りの炎に鎮魂を 微かな火の粉は消滅しても 握りつぶした業火は 掌から放たれ再び羽ばたく 君たちに注ぐ穏やかな眼差し 目の奥に眠る揺るがぬ記憶 気づけば内向いて打ち殺す 憎き自分に制裁を・・・ 握りつぶした業火は 再び燃え盛り鞭を捕る 「ほんとは君…

実在発現病的顕在

お前の上に落としてやる 忘れられないんだろう? だったら爆弾にもなるさ 信じるからこそ見てるのさ 実在発現心夢想病的顕在 避け隠れるようになったね どこまで逃げるつもり? 雷はいつ何時でも降り注ぐ 誰にも見えない存在の幻を お前自ら輪郭を与えている…