かなしい蟻よ どこまで登る 山の頂 いよいよそびえ 足下の土 ぽろぽろ落ちる かなしい蟻よ それでも行くか はためくしるし いよいよ遠く 地は天のもと 引き離される かなしい蟻よ しりもちついて よいこらしょっと 立ち上がるなり 再び細い 足を差し出す か…
地を伝えば石礫 宿を守れば震源地 額に刻まれた カインのしるしのために わざわいは招き寄せられ わざわいから守られる このしるしあればこそ
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