「地底の声」へようこそ【ブログ概要】
「地底の声」へようこそ
このサイトは、kouの書いたもの(詩、エッセイ、手記、日記、感想などの文章)を発表する場です。
「全生命が瞬間にひらききること。それが爆発だ。その生き方こそが芸術だ」
岡本太郎の言葉に背中を押され、存在の基底に横たわる、深い自己を介さずしては現れない〈自己表現〉を目指したいです。
ただし、ドナ・ウィリアムズのいう〈暴露不安〉もあるので、葛藤の中で、表現の仕方を模索しています。
コミュニケーションとしてのブログでは、〈対応者〉として、コミュニケーションのための自己開示がなされます。
けれども私が〈対応者〉になれば、創造の刃先が鈍ります。
〈自己表現〉したい、創造したい気持ちが強いため、〈対応者〉としての、コミュニケーションのための自己開示や表現は、最小限にとどめています。
〈自己表現〉とは内臓表出のようなもの。剥き出しで、痛々しく、恥も外聞もなく、愚かなものです。苦手な方はご遠慮ください。
私の内面が非常に複雑で、多様であるため、作風(発信する情報)は一貫していません。
詩で〈自己表現〉するほか、徹底的に分析したり、脈絡のない諧謔を放ったり、自閉的な独り言をぼやいたり、とつぜん柔らかい口調で話しかけたりすることもあります。
「こういうイメージ」で見ていたのに、「なんかイメージと違ってきた」とズレていく可能性大です。語り口がコロコロ変わって申し訳ありません。
書いた人について
感じること、考えることが、多くの人とズレる異文化ギャップを抱えています。
幼少期から自閉スペクトラム症の特徴がありました。親も自分も知らず、気づかず、普通学級に通っていました。
当時は支援もなく、一人で無理を抱え込んだため、鬱病、神経症、解離などの二次障害が頻発しました。
20代の頃、森口奈緒美さんの本に出会い、成育歴をまとめ、アスペルガー症候群と診断されました。
社会不適応が酷く、職場を転々とし、二次障害が悪化しました。
聴覚過敏が重症化して外出困難の状態です。
小澤 勲『自閉症とは何か』に「自閉症の予後」なる記述があったと記憶していますが、私の場合、社会的には「悪い」に相当すると思います。
その分、〈自己表現〉に力を入れるようになりました。
ちなみに数年前、HSPの本を読んだところ、点数は非常に高かったです(100点以上)。身体的にも精神的にも、繊細というか、過敏です。
「地底の声」運営の目標
2022年3月現在、投稿数が90記事ほど。少なすぎる……。
難産。遅筆。生産性の低い自分がはがゆいです。
けれどもこのブログは、ほとんど読者がいないので、モチベーションが湧かず、つい放置。記事が増えない悪循環に陥っています。
せめて200記事、いや150記事あれば……というのが、自分の中の目標です。
本の紹介
『天寧煌子詩集 声・まっくら森』
2017年7月15日発行 V-企画
地を伝えば石礫
宿を守れば震源地
額に刻まれた
カインのしるしのために
わざわいは招き寄せられ
わざわいから守られる
このしるしあればこそ
自閉スペクトラム症の体験を詩でつづった自分史的詩集です。
目を覆いたくなるほど未熟です(苦笑)。
岐阜県図書館、日本自分史センター(文化フォーラム春日井)で読めます。
ホームページの紹介
どのホームページも、更新は、非常~~~に遅いです。
数年に1回ということも……???(ブログとしては死んでます)
これまで勢いでホームページをつくっては、数年放置した末、閉鎖するということを繰り返しました。
日々の生活に余裕がなく、たまにネットにつないでも、「緘黙」状態になることが多いです。
一時に大量の記事を投下するか、長期間(数ヵ月)緘黙状態で貝のように黙るか。どちらかになりがちです。
私は非常に未熟な人間です。
書いたものがすぐ嫌になって、消したくなってしまうのです。
このサイトもそうなるかもしれません……。
- 自閉スペクトラム症の個人的な表現・分析(聴覚過敏多め)「マイノリティ・センス」
roots-amanekouko.hatenablog.jp
- 絵のホームページ「gallery-komichikise」
- 小品のホームページ「other-komichikise」
作品一覧・紹介は ↓ ↓ ↓